私たちは日頃お世話になった方々へ年賀状を書きます。中にはそれと合わせてクリスマスカードも作って、親しい友人、知人、会社の取引先に差し出する方もおられます。「メリークリスマス。静かなクリスマスをお過ごしください。幸福を祈ります」というように、親しい人々への挨拶をします。すっかり世界的にお馴染みになったクリスマスですが、「メリークリスマス」という挨拶はキリスト教色が強いから、挨拶文としては気をつけるようにと教えてくれたサイトもありました。 クリスマスが「メリー」(陽気な、お祭り気分な)なのかどうかはわかりませんが、心より湧き上がる喜びがあふれるひとときではあります。 聖書には、神のひとり子イエス・キリストがお生まれになり、私たちの救い主として地上に来てくださったと書かれています。旧約聖書にはこのイエス・キリストのことを「不思議な助言者、力ある神、永遠の父、平和の君と呼ばれる」方である…と、何とイエスがお生まれになる700年前から予告されていました。教会では、イエスが文字通り私たち人間の「助言者、神、父、君」となってくださった、その喜びをクリスマスに味わいます。 私たちの教会は、すべての人に「イエス・キリストの誕生を祝うクリスマスのひととき、心よりお喜び申し上げます」とご挨拶したいと思います。私たちの救い主、イエス・キリストから注がれる祝福が、すべての人に与えられることを心から願うからです。岸和田東聖書教会の12月は、クリスマスを祝う諸集会が催されます。みなさま、ぜひ当教会、また諸教会に足をお運びください。イエス・キリストとの出会いがありますように、みなさまのためにお祈り申し上げます。 岸和田東聖書教会 牧師・池田憲生 「ひとりのみどりごが私たちのために生まれる。 ひとりの男の子が私たちに与えられる。 主権はその肩にあり、その名は 『不思議な助言者、力ある神、永遠の父、平和の君』 と呼ばれる。」 聖書 イザヤ書9章6節